インドネシアのアイルランガ経済担当調整相は11月23日、アンゴラのジョアン・マヌエル・ゴンサルベス・ロレンソ大統領とエチオピアのアビー・アハメド・アリ首相が2026年にインドネシアを訪問する計画であることを明らかにした。
この訪問計画は、南アフリカのヨハネスブルグで開かれた主要20カ国・地域（G20）サミットの傍ら、インドネシアのギブラン・ラカブミン・ラカ副大統領が両首脳と会談した際に表明された。アイルランガ氏は、両国がインドネシアとの間で特に農業分野での協力深化に関心を示していると説明。エチオピアはインドネシアからのパーム油およびその派生製品の供給を求めており、インドネシア企業も既にエチオピア市場への参入を進めている。
ギブラン副大統領はプラボウォ大統領の指示によりG20サミットに出席。会談では、両国とインドネシア間の経済連携強化に向けた具体的な話し合いが進んだ模様だ。
