世界経済フォーラムが先に発表した、男女格差を調査した「2020年ジェンダー・ギャップ・インデックス」で、インドネシアの指数は世界153カ国中85位となった。指数は0.700でドミニカ共和国、ベトナムと同水準だった。
この指数は経済的参画・機会、教育達成、健康、政治的エンパワーメントの4つの指標を総合的に評価して導かれたもの。
インドネシアは女性の労働参加率が54.3％と、男性の83.9％に比べて少ない上、女性の収入は男性の半分しかなかった。これに対し、国会議員、上級公務員、マネジャーにおける女性の割合や中等教育への女性の進学率などの項目は評価が高かった。
全体ではアイスランドが首位。これにノルウェー、フィンランド、スウェーデン、ニカラグア、ニュージーランド、アイルランド、スペイン、ルワンダ、ドイツの順で続いた。
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