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【アンケート結果】インドネシア日系企業の業績予測とビジネス環境

週刊ライフネシアが運営するビジネスサイト「PAGiPAGiPOST(パギパギポスト)」では、インドネシアビジネスに関する専門家情報や最新ニュースをお届けしています。今回は、当サイトで調査したインドネシア日系企業の業績予測やビジネス環境についてアンケート結果をまとめました。

アンケート回答者の属性

ライフネシア公式LINEでリサーチした結果、今回対象となる勤務地がインドネシア国内という回答者が71名でした。

71名の勤務地はこちら。ジャカルタ市内および近郊が56.3%、チカランが19.7%、カラワンが12.7%と、この3つの地域で約90%となっています。

勤務地 回答 割合
ジャカルタおよび近郊 40 56.3%
チカラン 14 19.7%
カラワン 9 12.7%
ブカシ(チカラン除く) 4 5.6%
その他インドネシア国内地域 3 4.2%
スラバヤ 1 1.4%


次に回答者の業種ですが、「鉱業・製造業」が56.3%ともっとも多くなっています。

業種 回答 割合
鉱業・製造業 40 56.3%
サービス業 14 19.7%
建設業 9 12.7%
卸売・小売・飲食業 4 5.6%
その他の業種 3 4.2%
公的機関 1 1.4%
金融・保険業 1 1.4%
運輸業 1 1.4%


上記の属性の日系企業で働く日本人の皆さまに業績予測など回答いただきました。

2021年度の業績予測

次に業績予測です。

2020年度と比較した2021年度の業績予測の回答結果はこちらです。

業績予測 回答 割合
増収増益 33 46.5%
減収減益 14 19.7%
わからない 14 19.7%
増収減益 7 9.9%
減収増益 3 4.2%

全体の46.5%の企業は「増収増益」となっており、「減収増益」と合わせて「増益」と予測する企業は半数を超えています。一方で、「減収減益」という回答も19.7%あり、レバラン後の新型コロナ変異株拡大の影響が大きくでていると予想されます。

次に、2021年度上半期(4月~9月)と2021年度下半期(10月~3月)を比較したときの売上予測を回答してもらいました。

業種 回答 割合
変わらない 20 28.2%
1~10%のアップ 13 18.3%
10%以上アップ 12 16.9%
20%以上アップ 11 15.5%
わからない 8 11.3%
1~10%のダウン 3 4.2%
10%以上のダウン 3 4.42%
20%以上のダウン 1 1.4%

「変わらない」「アップ」「ダウン」「わからない」の4つに分類すると「アップする」という回答がもっとも多く、全体の50.7%を占めています。

昨年や今年上半期に比べると全体的に回復傾向にある企業が多いようです。

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出社状況・会議方法の状況調査

最後に現在の出社状況や外部との会議方法についての回答結果です。

勤務状況 回答 割合
100%オフィス勤務 40 56.3%
曜日によって異なる 21 29.6%
職種によって異なる 7 9.9%
100%在宅勤務 3 4.2%

多くの企業で現在は出社してオフィスで勤務を再開しているようです。

外部との商談やミーティングの手段についての回答はこちらです。

外部との会議手段 回答 割合
80%以上オンラインで実施 22 31.0%
50%以上オンラインで実施 22 31.0%
20%以上オンラインで実施 20 28.2%
オンラインでの実施はほぼない 7 9.9%

昨年からの新型コロナの影響で、ZoomやTeamといったツールを使ったオンラインでのミーティングが浸透していると想定されます。渋滞も復活してきたジャカルタ、オンライン会議ツールを使ったミーティングが浸透したことは生産性向上のためによい傾向と言えそうです。

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