観光客向けに新規制を導入　バリ州

バリ州政府は3月24日、外国人観光客の行動を管理し、文化的聖域を保護するための新しい規制を導入すると発表した。バリ滞在中の外国人観光客の規制に関する州知事令2025年第7号で定めた。新規制では、伝統的な信念に基づいて寺院の神聖さを保つためとして、生理中の女性が寺院へ入ることを禁止している。また観光客には伝統的なバリ衣装の着用や、宗教的な場所での適切な行動が義務付けられている。規則に違反した場合、違反者には罰金や拘留などの罰則が科される可能性がある。

イ・ワヤン・コステル知事は、「新規則の導入により、バリの観光がより秩序ある質の高いものになることを望んでいる。バリ州政府は、外国人観光客の順守を確実にするため、各国の在バリ領事館と連携して対応していく」と述べた。

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