【5/20-21】ビジネスパーソン交流会開催 詳細はこちら

米国の相互関税発表を受け「BRICS加盟国との貿易強化を」経済学者が提言

経済学者のハンス・クウィー氏は、米国が貿易相手国に対し相互関税を課すと発表したことを受け、インドネシアがBRICS加盟国との貿易を強化するよう提言した。

同氏は、米国の関税政策がインドネシア経済や金融市場に悪影響を及ぼし、輸出減少や貿易黒字の縮小を招く恐れがあるとして、新たな収入源を得るためにはBRICS加盟国との貿易の強化が必要だと述べた。また、米ドルが世界的に上昇傾向となる中でルピアが下落する可能性や、世界的な株安に伴いジャカルタ株価総合指数(IHSG)が下落する可能性についても言及した。

4月2日に米国のトランプ大統領は、全ての国に対して基本関税10%を課した上、特定の国々に対しては追加関税を適用すると発表しており、インドネシアは32%、日本には24%の関税を課すとしている。