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米国からの輸入量増加へ 相互関税32%導入を受け

米国のドナルド・トランプ大統領が4月2日に発表したインドネシアに対する相互関税(32%)の導入を受け、アイルランガ・ハルタルト経済調整担当大臣は7日、米国からの輸入量を増やす予定であることを明らかにした。

大臣は、米国による輸入関税引き上げはインドネシアに対する貿易赤字が180億ドルに及んでいることが背景にあるとの見解を示した。よって、輸出入の差額を180億ドルまで引き上げるためには輸入量の引き上げが必要とプラボウォ大統領から指示があったと述べた。アイルランガ大臣によると、米国からの輸入量引き上げの対象となるのは小麦、綿、石油、ガスなどすでにインドネシアが米国から輸入している品目となる見込み。今後、インドネシア側から米国に対して交渉が行われる予定。

インドネシアから米国に輸出されている品目の上位は1位電子機器、2位繊維製品、3位靴など。