記事要約
インドネシア海軍が、イタリア政府から無償譲渡された空母ジュゼッペ・ガリバルディの受入に向け、スマトラ島南部のランプン州ペサワラン県ルタイ湾で専用拠点の整備並びに建設を進めている。
同海軍のアリ参謀総長が明らかにした。 同州周辺は同艦の喫水約8.5メートルに対応できる十分な水深を備え、良好な航行環境が確保されていることから拠点に選定された。同艦は9月18日にジャカルタのタンジュン・プリオク港へ到着した。9月24日にイタリア海軍から正式移管され、艦名をKRIシュリウィジャヤへ変更する予定だ。配置先については補助艦艇部隊や軍事海上輸送司令部への配属のほか、新たな部隊を創設する案を含めて検討が続けられている。同艦は全長180.2メートル、全幅33.4メートルで、14機以上の大型ヘリコプターを運用できる。
政府は多発する自然災害への迅速な対応を重視し、大規模な森林火災の消火活動や孤立地域への支援物資輸送といった人道支援任務を主目的に活用する方針を示す。さらにアリ参謀総長は、対空・対潜機能を備えたフリゲート艦で護衛することで、将来的な防衛作戦にも投入可能との見解を示している。
















・イタリア政府から譲渡を受け、9月24日に「KRIシュリウィジャヤ」へ艦名を変更して正式移管。
・大型ヘリ14機以上の搭載能力を生かし、森林火災の消火や物資輸送など災害派遣・人道支援を中心に運用。