記事要約
東ジャワ州サンパン県クドゥンドゥン郡グヌンエレ村の農地で、1年以上にわたり地中から謎の音が鳴り響く現象が続いている。現場は乾燥した農地で、水流のようなせせらぎ音が聞こえるほか、ときには地下から地鳴りのような轟音が不定期に発生しており、当初住民らの間では地下水源が存在するとの見方が強まっていた。
これを受け、東ジャワ州エネルギー・鉱物資源局(ESDM)やサンパン県地方防災庁(BPBD)などの調査チームが8月27日に現地視察を実施した。地質マッピングや岩石サンプルの分析、電気探査装置による地層抵抗の測定などを重ねた結果、不審な音は地下の岩盤の亀裂内に閉じ込められたメタンガスに起因するとの見解を示した。調査結果は9月29日に県政府へ伝達された。
サンパン県事務局の政策分析官アブディ氏は、今回の判明事項が現象の全体像を把握する重要な初期の手がかりになると説明した。サンパン県政府は提示された技術情報や火山地質災害対策センター(PVMBG)等の見解を踏まえ、住民の安全確保に向けた予防措置に直ちに着手しており、二次災害防止のための警戒態勢を強めている。
















・東ジャワ州エネルギー・鉱物資源局(ESDM)らの調査により、音の正体は地中の亀裂に閉じ込められたメタンガスと判明。
・地元自治体は技術調査の報告を受け、住民の安全確保と事故防止に向けた予防措置に着手。