インドネシアのプラボウォ・スビアント大統領は、ジャカルタで行われたパンチャシラ建国記念日の式典で演説し、今後数年間でインドネシアが強国となる確信を示した。大統領は、インドネシアが世界第4位の人口大国であり、世界第16位の経済大国であると指摘。豊富な資源を有するインドネシアが、数年のうちに強国として躍進すると断言した。
しかし、大統領は同時に、腐敗の撲滅と権力者の不正行為の是正を課題として挙げた。国民の富を奪う不正行為を徹底的に排除する決意を表明し、政府機関における不正や癒着を強く批判した。大統領は、パンチャシラの精神に基づき、国民の信頼回復に向け、政府全体の改革を促すことを強調した。 式典には、メガワティ元大統領ら要人も出席した。