世界の料理を紹介するウェブサイト「テイストアトラス(TasteAtlas)」が「世界で最も美味しいスープ10」を発表。インドネシアの「ラウォン」が日本のラーメンを抑え1位に選ばれた。
「ラウォン」はクルワック(kluwak)という木の実を使ったまっ黒なスープが特徴の、東ジャワ州スラバヤの名物料理。牛肉をメインの食材に、レモングラス、生姜、唐辛子などのスパイスを加えた少し酸味の効いたスープで、スープ自体は辛くないが、スラバヤの人はたいていサンバルで辛味を加えてご飯と一緒に食す。
2位には日本のとんこつラーメン、3位にはココナッツミルクのまろやかさと生姜の風味が特徴のタイのチキンスープ「トムカーガイ」、4位にはライムを加えると爽やかで美味しいメキシコのチキンとトマトのスープ「ソパ・デリマ」、5位には台湾の火鍋がランクインした。
6位には鶏肉、野菜、サワークリームを使ったルーマニアの家庭料理「チョルバ」、7位にはトウモロコシの粉で作った団子が入ったパラグアイのチキンスープ「ボリボリ」、8・9位には再び日本のラーメン、10位にはポーランドの伝統料理でライ麦を発酵させたスープをベースに作る少し酸味のある「ズレック」がランクインした。なお同ランキングは、ユーザーの評価に基づいて作成される。