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ジャカルタ、女性・子どもに優しいグローバル都市へ 政府が連携強化

インドネシア女性・児童権利擁護省(KPPPA)のベロニカ・タン副大臣は17日、ジャカルタを女性と子どもに優しく、脆弱な立場にある人々にも包摂的なグローバル都市として発展させるため、中央政府と地方政府の連携強化を支持すると発表した。

タン副大臣は、グローバル都市は経済発展だけでなく、市民の安全と快適さを保障することが重要だと強調。ジャカルタは女性、子ども、その他の脆弱な立場にある人々にとって安全で公平な都市となるべきだと述べた。

その実現には、中央・地方政府、市民団体、企業、そして個人の多様な主体による協調が不可欠だと指摘。具体的な取り組みとして、既にジャカルタで実施されている「インドネシア共同空間(RBI)」構想への支援を表明した。RBIは、地域社会が問題解決に取り組むための場を提供し、女性や子どもの権利擁護にも繋がるものと期待されている。 デジタル化による新たな課題にも対応していく必要性を示唆した。