インドネシア国鉄(KAI)は、環境配慮型サービスとして、45の主要駅に106台の給水ステーションを設置した。乗客は個人用のタンブラーを持参すれば、無料で給水できる。使い捨てプラスチック削減と持続可能な交通の実現を目指す。
KAIのアン広報担当副社長は、「タンブラー持参は地球への配慮を示す。KAIとの旅は安全で快適なだけでなく、未来の世代のために地球を緑豊かで持続可能に保つことでもある」と述べた。給水される水は定期的に水質検査を実施し、品質と衛生基準を確保している。
この取り組みは、乗客の費用節約と健康維持にも貢献する。KAIは給水ステーションのほかにも、顔認証によるペーパーレス乗車システムや太陽光発電の導入、リサイクル紙製ゴミ袋の使用など、さまざまな環境プログラムを推進している。