ジャカルタ南部では、日本の屋台文化に着想したストリートフード「ジェジェパンガン」が人気を集めている。小さな日本食スタンドは、手軽で親しみやすいローカル版「屋台ニッポン」。ここでは注目の5店を紹介する。
まずは「アセム・バリス」にある「Higenaka」。10席だけの隠れ家屋台で、ジブリ風の内装と福岡屋台の雰囲気が魅力。和牛の味噌煮やシシャモ、濃厚鶏白湯ラーメンが人気。「パンリマ・ポリム」の人気店「Sopo Ngiro」は日本風屋台の先駆け。チキンカツやエビ天が名物。価格は15,000〜40,000Rpと手頃。ガンダリアIII通りの「Gandarichi」はクオティエ(焼き餃子)や特大チキンカツで知られる。人気の高まりから複数店舗を展開。「セティアブディ」を中心に展開する「Abusan」ではジャンボチキンカツやチキンカレーが看板で、25,000Rp台から満腹になれるコスパの良さが魅力。MRTチプテラヤ駅近くの夜の人気屋台「Asasuka Japanese Food」ではカツ、ラーメン、天ぷらなど幅広い日本食を本格的な味で提供する。
これらのジェジェパンガン屋台は、日本の味とインドネシア屋台文化が出会う「食のクロスオーバー」。南ジャカルタのナイトフード散策で、ぜひこの新しい融合を楽しんでほしい。



















