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インドネシア銀行 旧紙幣4種の交換を4月30日で終了

4月30日、インドネシア銀行(BI)は、旧紙幣4種類の交換受付を正式に終了した。対象紙幣は、1979年発行の1万ルピア札、1980年発行の5,000ルピア札および1,000ルピア札、1982年発行の500ルピア札で、1992年3月31日に公布されたインドネシア銀行総裁規定第24-105号(N0.24-105/KEP/DIR)に基づき、長期間にわたって交換が可能とされてきた。

同銀行はこれまで定期的に旧紙幣の回収を進めており、今回の対応については「紙幣の流通年数が十分に経過していることに加え、偽造リスクへの対策として、最新のセキュリティー技術を搭載した新紙幣への移行を促す必要がある」と説明している。今後は、該当する旧紙幣の交換は一切受け付けられない。

インドネシア銀行は引き続き、通貨の安定と信頼性を確保するため、現行紙幣の管理と偽造防止対策を強化していく方針を示している。