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バリ島大規模洪水、インドネシア陸軍が災害救援を本格化

インドネシア陸軍は、バリ島で発生した大規模な洪水・土砂崩れを受け、300人を超える部隊を投入し救援活動を本格化させたと、陸軍広報部長のワヒユ・ユダヤナ准将が明らかにした。

同陸軍はウダヤナ第9軍管区の部隊を中心に、警察や国家捜索救助庁などの関係機関と連携。計147カ所の浸水地域と32カ所の土砂崩れ発生地点で、行方不明者の捜索や泥の除去作業にあたっている。また、被災者のための避難所や野外炊事場も設営した。

陸軍のデータでは、これまでに洪水による死者は14人に上る。住宅や公共施設(寺院、橋など)にも甚大な被害が出た。ユダヤナ准将は犠牲者に深い哀悼の意を表し、住民に対し冷静さを保ち、連帯し、あらゆる関係機関と協力してバリ島の早期復旧に取り組むよう呼びかけた。