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プラボウォ大統領、APECに技術・教育支援を要請

プラボウォ・スビアント大統領は、韓国・慶州で開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)経済首脳会議(AELM)で、同国の技術・教育分野の遅れ克服に向け、APEC加盟国に協力を呼びかけた。

大統領は、急速な技術進歩と人工知能(AI)時代における人材の質の格差が、インドネシアにとって主要な課題であると指摘。他APEC経済圏に比べ、教育分野で立ち遅れている現状を認識していると述べた。

このため、インドネシア政府はAPECとのデジタルスキル向上協力を支持し、国家教育改革の加速にコミット。APECを通じた技術能力向上プログラムへの積極的な参加を推進する方針を示した。また、中小企業振興や人口動態変化に対応する医療システム強化にも取り組む。

大統領は、国際協力がデジタル時代における国家能力強化の鍵であり、技術の主導権確保と国民福祉向上に向けた国家戦略の一部であると強調。APECとの協力により目標達成を確信する考えを表明した。