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著名美容医師に消費者保護法違反の疑い、ジャカルタ警察が事情聴取 海外渡航禁止も

インドネシアのジャカルタ警視庁は19日、美容医師であり著名インフルエンサーとしても知られるリチャード・リー容疑者を、消費者保護法および健康法違反の疑いで再聴取する。同容疑者が経営する美容クリニック「アテナ」で販売されていた製品を巡り、当局が捜査を本格化させている。

警察広報官のブディ警視正によると、当局はリー容疑者に対し、19日午前10時の出頭を求める召喚状を送付した。弁護側も出頭の意向を認めている。リー容疑者は当局による容疑者認定を不当として、南ジャカルタ地方裁判所に予備審問(公判前の手続きの正当性を問う審理)を申し立てていたが、同地裁は2月11日にこの申し立てを棄却。これにより、警察による一連の捜査手続きの正当性が司法によって裏付けられた形だ。

当局は捜査上の措置として、同容疑者に対し2月10日から20日間の海外渡航禁止命令を出した。この措置は必要に応じて最大6カ月間延長される可能性がある。

「ドクター・リチャード」の名でSNS上で絶大な影響力を誇る同容疑者の訴追は、急成長を続ける現地美容業界における製品管理やコンプライアンスのあり方に一石を投じる可能性がある。美容市場の透明性が問われる中、今後の捜査の進展に注目が集まっている。