インドネシア国家警察のリスティオ・シギット・プラボウォ長官は2月23日、機動隊の隊員が学生を暴行し死亡させた事件について、強い憤りと共に徹底捜査を命じた。長官は記者会見で感情を露わにし、「容疑者を厳正に処罰し、法的措置を講じる」と断言。身内を庇うことなく、組織の膿を出し切る姿勢を鮮明にした。
事件は、治安維持を担う機動隊員が一般市民である学生に対し、過度な暴力を振るい死に至らしめたとされるもの。警察への国民の不信感が高まる中、長官の迅速かつ厳しい対応は、組織の規律維持と信頼回復への危機感の表れといえる。長官はまた、同様の事件が再発しないよう、隊員の教育と管理体制の抜本的な見直しを示唆した。人権団体などからは、警察の暴力体質に対する批判が再燃しており、今後の捜査の透明性が問われる局面となる。


















