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ラマダンの読経「タダルス」の騒音に激高し配線切断

ロンボク島北部のギリ・トラワンガンで、ラマダンの宗教行事を巡るトラブルが発生した。現地警察によると、2月22日未明、滞在中の外国人女性が地元の礼拝所に乱入し、スピーカーのケーブルを刃物のようなもので切断した疑いが持たれている。

当時、礼拝所ではラマダン恒例のコーラン読誦「タダルス」が行われていた。女性は「音がうるさくて眠れない」と激高し、制止しようとした住民や警察官に対しても暴言を吐くなどして暴れたという。女性はすでに警察に拘束され、現在はマタラムの移民局がオーバーステイの可能性も含めて調査を進めている。

この事件を受け、インドネシア・ウラマー評議会(MUI)のアミルシャ事務局長は声明を発表。「ラマダンは忍耐の月であり、全ての当事者が感情を抑え、互いを尊重すべきだ」と呼びかけた。一方で、観光地における宗教行事の音量問題は度々議論になっており、宗教省は以前からスピーカーの使用に関するガイドラインを定めているが、現場での運用には温度差があるのが実情だ。ネット上では「郷に入っては郷に従え」という批判と、「観光地での配慮も必要」という意見が交錯している。