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断食月最初の月曜日、官公庁や企業で勤務時間調整

2月23日は、イスラム暦1447年のラマダン5日目にあたる。宗教省の公式カレンダーおよび先週行われたイスバット会議の決定に基づき、インドネシア全国のイスラム教徒は夜明けから日没までの断食を続けている。この日はラマダン入りしてから初めての平日となり、社会経済活動が本格的に「ラマダン・モード」へと移行した一日となった。

ジャカルタをはじめとする主要都市では、公務員や民間企業の従業員に対し、断食中の体調管理や礼拝時間を考慮した特別勤務体制が敷かれている。一般的に始業時間を早め、退社時間を午後3時〜4時頃に繰り上げるケースが多く、夕方の帰宅ラッシュが通常より早く始まる傾向が見られた。鉄道やバスなどの公共交通機関も、この時間帯の運行本数を調整している。

一方、ラマダン期間中は食料品を中心とした物価上昇が懸念される。政府はコメ、食用油、肉類などの必需品の価格動向を注視しており、地方自治体と連携して市場操作や安売り市場の開催を準備している。特に今年は世界的な物流コストの変動もあり、インフレ抑制がプラボウォ政権の喫緊の課題となっている。宗教省は国民に対し、浪費を避け、神聖な月の精神に基づき平穏に過ごすよう呼びかけている。