建設資材大手ウィジャヤ・カルヤ・ベトン社が海外事業を加速させている。同社は現在、フィリピンの「マニラ首都圏地下鉄」プロジェクトや、米アラスカ州の液化天然ガス(LNG)施設建設に参画している。
クンチャラ社長は4月6日、ジャカルタのインドネシア証券取引所で記者団に対し、マニラ地下鉄事業の進捗状況を明らかにした。同社はトンネルセグメントや軌道部品の製造・供給を担っており、子会社のウィカ・コベ社がマジャレンカで生産した部品を直接供給している。 同事業はJICAが資金提供を行い、コラス・レール社が軌道敷設を請け負う。契約額は約1,070万ドル(約1億8,270万ルピア)で、現在の進捗率は約30%だ。 用地買収などの課題はあるものの、クンチャラ氏はさらなる受注に意欲を示す。全長100キロメートルに及ぶ「南北通勤鉄道(NSCR)」プロジェクトへの参画に向けた協議も進めているという。
また、北米市場への進出も視野に入れる。同社はアラスカでのLNG生産施設建設に関する覚書(MoU)を締結した。 クンチャラ氏は「アラスカのプロジェクトは、当社が手掛ける大規模な事業の一つになる」と述べ、海外でのプレゼンス向上に期待を寄せた。

















