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プラ原料高騰で製品1割値上げ 中東外に供給網模索

プラスチック価格が高騰し、小売製品への価格転嫁が鮮明となっている。中東情勢の緊迫化に伴い、プラスチックの主原料であるナフサの供給が停滞。原材料価格は30〜40%上昇し、プラスチックを多用する電気ケーブルや電化製品、バケツなどの日用品の小売価格は平均で10%値上がりした。

インドネシア小売・テナント協会のブディハルジョ会長は、2週間前から仕入れ価格が上昇していると指摘する。現時点で在庫は1〜2カ月分確保されているものの、サプライヤーからの値上げ通知により、末端価格への影響は避けられない状況だ。

政府も対応を急ぐ。アイルランガ経済担当調整相は、石油由来の化学製品全般でコスト増が起きているとの認識を示した。ブディ貿易相は、中東依存からの脱却を目指し、インドや米国、アフリカ諸国からの代替調達に着手したことを明らかにした。供給体制の立て直しには時間を要する見通しだが、政府は在外公館とも連携し、安定供給の確保を急いでいる。