ジャカルタ中心部で、救急車を借金の取り立てに利用する悪質ないたずらが発生した。債権回収業者が虚偽の患者搬送を要請し、駆けつけた救急隊員を債務者への督促に協力させようとしたもので、SNSで動画が拡散し波紋を広げている。
被害に遭った運転手のヨガ氏は、ドビと名乗る人物から中央ジャカルタのオフィスへ患者の迎えを依頼された。しかし、現場に到着すると対象者は不在だった。依頼主からは電話を通じて、その場にいる人物に携帯電話を渡すよう指示され、ルディという名の債務者に借金を返済させるよう要求されたという。ヨガ氏は、緊急車両の燃料や時間を不当に浪費させられたと強く抗議した。だが、依頼主はこれを嘲笑するような態度を取り、ガソリン代の補償も拒否した。
こうした救急車を狙った虚偽依頼は後を絶たず、ヨガ氏が被害に遭うのは今回で2度目だという。同氏は実損が出ているとして、警察当局への被害届の提出を検討している。

















