ナサルディン宗教相は4月22日、世界のハラール経済規模が2026年までに3兆ドル(約5京1,419兆ルピア)を突破するとの予測を明らかにした。ハラール市場は従来の宗教的な枠組みを超え、世界経済の主流を担う「巨大産業」へと変貌を遂げている。
ジャカルタのイスティクラル・モスクで開催された会合で同氏は、ハラール経済が食品のみならず、イスラム金融、化粧品、物流、さらにはライフスタイルといった幅広いセクターに波及していると強調した。強固なエコシステムを構築するため、政府が規制整備を担い、民間部門が投資と革新をけん引する役割分担が不可欠だとしている。一方で、潜在的な市場価値を具体的な経済利益に転換するための課題も浮き彫りとなっている。
イスラム圏を中心とするビジネス連携組織B57+のアジア太平洋会長、アルシャド氏は、イスラム協力機構加盟国間などの連携不足を指摘した。同氏はハラールを「信頼と品質を保証する普遍的なビジネス言語」と定義し、国境を越えたネットワークの強化を通じて、市場の潜在力を具体的な成長へと結びつけていく必要があると訴えた。

















