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食品の栄養表示義務化へ

糖分や塩分、脂肪の含有量が高い食品および飲料への「ニュートリ・レベル」表示の義務化に向けた動きが加速している。公衆衛生上の緊急性と、パッケージ変更やコスト増を懸念する産業界の準備状況との間で調整が続いている。

インドネシア食品医薬品監督庁(ボポム)のタルナ長官は、梱包された飲食料品へのラベル表示義務を2年以内に開始する方針を示した。一方、産業界側はコスト負担の観点から5年間の猶予期間を求めており、妥協点の模索が続いている。タルナ氏は、国民協議会第9委員会での答弁で「ボポムとしては2年以内の実施を望むが、ラベル変更に伴う企業のコスト負担も考慮する必要がある」と述べた。当面は任意での実施とし、消費者の啓発に重点を置く考えだ。

背景には、インドネシア国内での糖尿病や心疾患、脳卒中などの非感染性疾患による死亡率の高さがある。ボポムは現在、加工食品の栄養価情報に関する規定(2021年ボポム規定第6号)の改定を進めており、甘味飲料などを優先的に義務化の対象とする方針だ。