アイルランガ経済担当調整相は、世界的なエネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡への依存度が、他のアジア諸国と比較して低い水準にあるとの認識を示した。中東情勢の緊迫化によりエネルギー危機への懸念が広がるなか、自国の供給体制の安定性を強調する狙いがある。
これは、日本の高市首相が議長を務めた「AZEC(アセアン・ゼロエミッション・コミッション)」の会合で報告された内容に基づく。同会合では、アジア諸国の約70%が中東およびホルムズ海峡経由の供給に依存している実態が明らかになったが、インドネシアの依存度は約20%にとどまっているという。
アイルランガ氏は、インドネシア銀行で開かれた関連イベントで、「依存度の低さは、国際的な供給網の混乱に対する強靭性につながっている」と述べた。地政学リスクに伴うエネルギー価格の変動や供給停止のリスクが国内経済に与える影響は、相対的に限定されるとの考えを改めて示した。

















