記事要約
政府は、キャッサバおよびサツマイモなどの芋類の輸入停止を正式に決定した。これにより、長年下落傾向にあった農家での取引価格が大幅に改善し、従来の輸入依存から一転して輸出体制へ移行する方針だ。農業相のアンディ氏は、首都ジャカルタの食料担当調整省で開催された記者会見で、輸入制限の効果を強調した。同氏によると、キャッサバの現地農家取引価格は1キログラムあたり3,000ルピア(約29円)まで回復し、生産現場で歓迎されているという。
政府は早ければ来週にも海外へのキャッサバ輸出を開始する計画だ。生産者が適切な利益を得られる環境を整えることで、食料自給自足を加速させる狙いがある。また、同国では鶏卵に関してもすでに自給を達成し、輸出余力がある状況となっている。しかし、生産者価格が2万ルピア(約196円)から2万1,000ルピア(約206円)と低迷する一方で、消費者価格が4万ルピア(約392円)から4万5,000ルピア(約441円)まで高騰する市場のアノマリーが課題となっている。これに対し警察当局などと連携して価格吊り上げの取締りに着手し、末端価格の下落効果が出始めていると説明した。















・農家取引価格が回復し、来週にも海外輸出を開始する。
・鶏卵も自給を達成しており、市場価格の正常化を進める。