記事要約
政府の補助金米を高級米に偽装して不正転売する事件が発覚し、政府は関係機関の幹部処分などの不祥事対応に踏み切った。農業相兼国家食料庁長官のアンディ氏は、補助金米の流通監視における怠慢があったとして、国家食料庁および国家物流庁の幹部8人を即日解任したと発表した。警告処分を含む計10人に処分が下された。
事件は首都ジャカルタの米販売店に対する現地視察をきっかけに表面化した。政府が物価安定のために供給する補助金米を袋から詰め替え、高級米と偽って高値で販売していた。本来1キログラムあたり1万2,500ルピア(約121円)で販売されるべき補助金米が、最高1万7,000ルピア(約165円)まで不当に吊り上げられていたという。アムラン氏は国家の食糧安全保障を脅かす不正行為として厳しく非難した。国家物流庁最高経営責任者のアフマド氏も管轄組織の管理責任を認め、幹部の停職手続きを完了した。警察当局は約600トンの不法米を証拠として押収したが、実際の被害は数千トンに及ぶとみている。食糧タスクフォースなどは関係者9人の事情聴取を行い、うち1人を容疑者として特定して刑事責任の追及を進めている。















・農業相は流通監視の怠慢を理由に、国家食料庁などの幹部8人を即日解任した。
・警察は約600トンの米を押収し、数千トン規模の不正解明を進めている。