長らく進展が見られなかったジャカルタ~バンドン高速鉄道の建設が今年は一気に加速しそうだ。建設を行う国営建設ウィジャヤ・カルヤでは、今年中に全体の60%の建設を行うことを計画し、2021年の開業を目指している。同社によると、建設に必要な用地取得が90.1%にまで到達しており、残りの用地取得も今年中に完了することを目指しているとのこと。
資本を提供する中国側と設立したコンソーシアム”クレタ・チュパット・インドネシア・チャイナ”(KCIC)では今月始めにトンネル掘削用のシールドマシーンを中国から導入し、まず東ジャカルタのハリムで1885メートルのトンネルの掘削工事に用いる予定。
ジャカルタ~バンドン高速鉄道は最高速度時速350キロで運行し、現在3時間以上かかっているジャカルタ~バンドン間(142.3キロメートル)をわずか45分で結ぶ予定。
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