国営ガルーダ・インドネシア航空はこのほど、マカッサルとシンガポールを結ぶ貨物便の運航を開始すると明らかにした。これによりマカッサルからの輸出の拡大を後押しする狙いだ。
マカッサル―シンガポール間の貨物路線は週1便の運航で、エアバスのA330―300型機を導入する。最大で40トンの貨物を積み込むことが可能だという。
マカッサルはインドネシア東部地域の戦略拠点。アンボンやマナドなど各土地からの直行便が乗り入れている。
新型コロナウイルスの流行拡大とそれに伴う移動制限により旅客需要が落ち込む中、ガルーダは貨物便の運航を延ばすことで、旅客の落ち込みを相殺したい考えだ。