タシクマラヤ県バンタルカロン郡パミジャハン村で10日、乗客64人を乗せた観光バスのブレーキが故障し、崖で観光バス前方が宙に浮いた状態で停止する事故が発生した。
運転手によると、観光バスがターミナルを出発した際にブレーキに異常はみられなかったという。事故を目撃した近隣住民が警察に通報。
窓ガラスを割って竹3本を使い、車体前方が浮いている観光バスの中へ入るなどして警察と近隣住民が協力して救出活動を行った。
この事故で乗客34人が軽傷を負って地元の保健センターへ搬送されたが、全員が無事に救出された。事故を起こしたか観光バスは撤去され、警察が詳しい事故の原因について調べている。