南スラウェシ州当局は8日、4人の子どもの母親が全長5メートルの巨大ニシキヘビに丸飲みされ、ヘビの体内から遺体で見つかったと発表した。亡くなった女性が住む村の村長によると、その女性は6日夜から行方不明になっており、捜索が行われていた。女性の夫が女性の所持品を見つけ付近を探していたところ、腹部が異常に膨らんだ大ヘビを見つけた。夫と村の住民が大ヘビの腹部を切り開いたところ、直ちに女性の頭部が現れたという。女性はヘビの胃の中で衣服を身に着けた状態だった。
インドネシアでは過去にも大ヘビに丸飲みされて人が死亡する事故が何度も起こっている。昨年は南東スラウェシ州で8メートルの大ヘビに農民1人が飲みこまれ死亡した。2018年には同州で54歳の女性が7メートルの大ヘビに飲まれて遺体で見つかった。その前年には西スラウェシ州で農民がパーム油農園で生きたまま4メートルの大ヘビに飲まれて死亡している。