ナディム・マカリム教育・文化相は20日、従来とおりの対面式授業を2021年から許可すると政府の新しい方針を明らかにした。しかし、義務化されるものではなく、地方政府や各学校、保護者に判断を任せるという。
この三者間の協力がある場合のみ、対面式授業が実現される。この政策は教育文化相や宗教相、保健相、内務相の4大臣で閣議決定された。
特に地方の学校でオンラインによる通信教育を行うのは難しく、ナディム教育相は、「オンライン授業がすべての生徒に有効ではなく、悪影響を受けている生徒がいる現実を認識しなければならない」と語っている。
三者間協力以外の条件として、トイレを清潔に保っていること、石鹸が常備された手洗い場があること、生徒が常にマスクを着用していることなど、その他の条件が設けられ、学校側は事前に保健局へ申し込みのうえ、条件を満たしているか調査を受けなければならない。