インドネシアはこのほど、中国製ワクチンの購入に、6373億ルピア(約4500万米ドル)を拠出した。中国製の新型コロナウイルスワクチンは12月6日にインドネシアに到着したという。
スリ・ムルヤニ財務相は12月7日、保健省がこれまでに、中国のシノバック・バイオテックからの新型コロナウイルスワクチン300万投与分の購入に資金を拠出したと説明した。さらに中国のカンシノ・バイオロジクスから新型コロナウイルスワクチン120万投与分を購入するのに向けても資金を振り向けている。
同相は「新型コロナウイルスワクチンの調達は2020年から2021年、2022年にかけて実施される」と語った。
また今後、保健省が新型コロナウイルスワクチンの接種における優先グループを決めるなどする。