密猟により国外に連れ出されたオランウータン11頭が、タイとマレーシア当局の協力により、インドネシアに帰ってきた。
タイからは国立公園・野生動物・植物保全局に4年間保護されていた、いずれも6歳になる雄と雌のオランウータンが一頭ずつ戻ってきた。どちらも体重は25キロ。
マレーシアからは4頭の雄と5頭の雌の合計9頭が帰ってきた。年齢は6歳から7歳で、体重は15キロから20キロ。9頭は野生動物救護センターで保護されていた。
11頭のオランウータンはタイのバンコクとマレーシアのクアラルンプールからガルーダ・インドネシア航空で運ばれ、12月17日にスカルノハッタ国際空港に到着し、環境・林業省の幹部らが出迎えた。11頭はリハビリを終えた後に北スマトラ州とジャンビ州で自然に帰される予定になっている。