通信大手テレコムセルはこのほど、映像のストリーミング配信を手掛ける米国のネットフリックスについて、これまでの配信制限を緩和するとの方針を明らかにした。顧客から配信制限の緩和を求める声が出ており、これに対応するという。
テレコムセルのエマ・スリ・マルティニ社長は「関連規制に基づき現在は配信制限を続けている」と説明しつつ、「(ネットフリックスの)需要は非常に大きい。(テレコムセルの)ユーザー400万人が毎月ネットフリックスにアクセスしたいとしている」と述べた。
同社長は5月には、ネットフリックスのコンテンツはインドネシアの規制を完全に満たしていないとの考えを示していた。一方、ここに来て、立場を変えつつあるようだ。
ネットフリックスは2016年以来、テレコムセルやインディホームなどテレコム・グループの各社により配信を停止されている。
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