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深海魚「リュウグウノツカイ」を捕獲 大地震の前兆かと騒動に

南スラウェシ州スラヤール県で11日、漁師らが深海魚リュウグウノツカイ(全長7メートル)を発見したとSNSに投稿したところ、大地震や津波が起こるとツイートがありSNS上で騒動となった。
水深1000メートルで生息するリュウグウノツカイは、大地震が起こる前に海底の変動を感じて海面に上がってくると考えられており、2018年スラウェシ島中部パルで地震が発生した際も、その前にリュウグウノツカイが発見されていたという。またこの伝説はインドネシアだけでなく他国にも当てはまり、日本では2011年3月の東日本大震災、フィリピンでは2017年2月ミンダナオ島でM6.5を記録した地震の前に、リュウグウノツカイが発見されていた。
しかし多くの専門家やアメリカ・ロサンゼルス自然史博物館リック・フェリー氏は、この現象が地震とつながる根拠はなく、深海魚が方向性を誤って海面へ上昇することもあると異議を唱えている。