インドネシアの金融取引報告分析センター(PPATK)は13日、いくつかの地方自治体の首長が外国のカジノで資金洗浄を行っている疑いがあると公表した。
その手口は、約500億ルピア相当の資金を外貨で外国のカジノ口座に送金するというもの。また、PPATKはインドネシア国内に同様の資金洗浄を仲介するプロの業者が存在していることも突き止めている。
過去には、マレーシアにあるゲンティン・ハイランドというカジノに赴き、汚職で得た資金で妻と一緒に賭博を行っていた地方代表議会委員に関する情報が報道機関経由で漏洩したこともあった。
PPATKは現在、他国の法的機関と連携して国内からの資金流出を追跡し、摘発を急いでいる。
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