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元有名歌手に終身刑 北ジャカルタ地方裁判所

北ジャカルタ地方裁判所は16日、麻薬を流通させていたとして逮捕・起訴されたロックバンド・ジフィリアのボーカル、ズルキフリ被告に検察の求刑とおり、終身刑を言い渡した。
ズルキフリ被告は逮捕当初、自身は麻薬を使用しておらず流通させていたのみとされていたが、その後の裁判で麻薬の使用に関しても認めた。しかし、今回の検察側の起訴罪状に麻薬の使用は含まれていない。
ズルキフリ被告には妻と子ども6人がおり、終身刑は重すぎるとして控訴した。現在は薬物依存から回復を図るためリハビリもしているという。
ズルキフリ被告は、研修生として名古屋に住んでいた経験があり、2009年に発売されたインドネシア語と日本語を交えた歌詞で遠距離恋愛の切なさを歌った「Aishiteru」が有名。