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南スマトラ州のバス渓谷転落事故 死者35人に

南スマトラ州の州都パレンバンで12月23日深夜、ローカル・バスがパガー・アラムという町の近くの急斜面でコンクリート製の防護壁を突き破って80メートル下の渓谷に落下し、最終的に川に沈む事故があった。35人が死亡し、13人が負傷した。犠牲者は当初24人だったが、その後の数日間にわたる捜索で増加し、川に沈んだ車内や、川の中などから見つかった死者の数は合計で35人に達した。
このバスはベンクル発で、当初27人を乗せてパガー・アラムに向けて出発したが、途中乗車により転落時には約50人程が乗っていたとみられる。
警察の調べによると、運転手の免許証は2010年に失効していることが明らかになっている。また、このバスは製造から20年以上経過しているとのこと。
事故現場はU字型のヘアピン・カーブの急斜面で、同じ場所で2017年に軍の車両が同様の事故を起こしたことがある。