パナソニック エコシステムズ株式会社は今年4月より、インドネシアで井戸水を浄化する「セントラル水浄化機器」の販売を開始する。
インドネシアでは上水道の普及率が低く、ウォーターポンプを用いてくみ上げた井戸水を生活用水として広く利用している。井戸水には鉄分や濁りなどが含まれていることが多く、井戸水を用いて洗濯した衣類が鉄分の影響で変色したり、浴槽や便器が汚れるなどの課題があり、きれいな生活用水が望まれている。
これに対応するために、従来除去が難しかった井戸水の鉄分も除去する「セントラル水浄化機器」を開発。「セントラル水浄化機器」は、井戸水に含まれる除去困難なイオン状の鉄分を、同社独自の高速酸化処理により除去。加えて濁りも取り除き、浄化した生活用水を建物内に供給する。また、ユーザーによるメンテナンスも簡単に行える構造とし、低コスト、低メンテナンス、省施工の水浄化システムとなっている。
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