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ホテル業界など「自主隔離プラン」販売に好機見出す

コロナ禍で多くの事業者が影響を受けているが、この状況を逆手にとって新たな販売経路に活路を見出した事業者もいる。そのひとつが「パケット・イソマン」と呼ばれる自主隔離プランを提供する事業者である。

自主隔離をするための個室を提供するホテル業界に限らず、ビタミン剤、医薬品、必需品などを「自主隔離セット」としてeコマースを活用して販売する業者、フードケータリング業者などがコロナ禍においても商機を得ている。

ホテルの「自主隔離プラン」は、基本は無症状患者または軽症者を対象としており、身分証(KTP)やPCR検査陽性証明書の提出が義務付けられている。

1日3回の食事とランドリー、ビタミン剤は無料でプランに含まれているケースが多い。病院と提携しPCR検査を実施しているホテルもある。同居家族に感染を拡げたくない陽性患者などから、申込が相次いでいるという。