ジャカルタ特別州のアニス知事は1日、2回のワクチン接種が完了したジャカルタの住民はどこへ行くのも自由だと発言した。州政府はすでに屋外のレストランやカフェでの飲食の際に、ワクチン接種証明書の提示を義務付けているが、今後もジャカルタではワクチン接種を社会活動に必要な条件とする傾向が続きそうだ。
説明によると、ジャカルタ特別州が提供するスマホ用アプリ「ジャカルタ・キニ(JAKI)」で、2回接種済みの証明を提示することで、スクリーニング検査を通過できる。また、医療上の理由によりワクチン接種ができない場合は、医者の証明書を利用することができる。
ジャカルタでは、中央政府の目標を上回るペースですでに750万人が1回目のワクチン接種を完了している。750万人のうち40%がジャカルタ特別州外の住民であるという。