パプア州を訪問中のジョコ・ウィドド（通称ジョコウィ）大統領は7月7日、同州の小学校に通う子どもたちとの懇親会に出席した。大統領府報道局によると、懇親会は子どもたちによる計算技術の発表から始まり、その後、ジョコウィ大統領が子どもたちに質疑応答の機会を与えたところ、ある生徒が立ち上がり「首都はなぜパプアに移転しないのですか」との質問を投げかけた。
大統領はまず、インドネシアという国は東西南北に広がる非常に広大な国だと前置きし、カリマンタン州にある新首都ヌサンタラ（IKN）は地政学的な観点からも国全体のちょうど中央に位置しているためインドネシアのどの場所からもアクセスがしやすいから選ばれたと説明した。
また、パプアの学生たちはとても賢く勇敢で感心したと述べ、これからも一生懸命勉強に取り組んでほしいと激励した。
