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低価値プラスチック、リサイクル産業の課題に

(c) TheJakartaPost

インドネシアで低価値プラスチック(LVP)の利用が急増する中、これがリサイクル産業の大きな課題となっている。業界関係者からは、LVPは原材料の価値がないため、リサイクルには費用がかかりすぎるとの声が出ているという。こうした中、プラスチックのリサイクル事業を手掛けるスタートアップ企業トリディ・オアシスがこの問題に取り組んでいる。

新型コロナウイルス感染予防の移動制限により、オンライン・ショッピングや食品配達サービスの利用が拡大したことなどを受け、低価格のLVPの利用が増加した。LVPにはストロー、レジ袋、調味料の小袋、キャンディーの包み紙、ラップやフィルムなど様々な形態があり、オンライン・ショッピングや食品配達で使われている。

トリディ・オアシスは地場セメント会社と連携し、LVPをごみ固形燃料(RDF)に転換する取り組みを進めている。またLVPの収集を進めるために、廃棄物の収集業者にインセンティブを出すなどの取り組みも実施する。