スリ・ムルヤニ財務大臣は3月19日、インドネシア国民議会第11委員会との作業部会において、2024年の社会扶助（バンソス）予算は前年比135.1％と大幅に増加し22.5兆ルピアに達する見込みであることを明らかにした。2023年の社会扶助予算は9.6兆ルピア。
全体のうち12.8兆ルピアは、社会省に割り当てられ、約2,870万世帯を対象とした食料引換券や公的扶助に使われる。次に、7.7兆ルピアが国家医療保険プログラム（JKN）の支援受給者9,670人を対象として保健省に割り当てられる。教育文化省にも9,000億ルピアが割り当てられ、貧困学生の就学支援を目的とした教育手当に使われる。このほか、8,000億ルピアが災害関連予算としてインドネシア国家防災庁（BNPB）に割り当てられる。
