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武装勢力 誘拐した外国人パイロットの新映像を公開 

インドネシアからの独立を目指す武装勢力「自由パプア運動(OPM)」が13日、昨年2月から拘束している航空会社スシ・エアのニュージーランド人パイロット、フィリップ・メーテンズ氏の新たな映像を公開した。

フィリップ氏は、武装した構成員に囲まれ、「国軍が、パプア上空から戦闘機で爆弾を投下している。すぐに停止してほしい。私はここにいる。私にとっても、ここのみんなにとっても危険だ。」と訴えた。またOPMの報道担当者は、「爆弾投下を停止しなければ、我々と一緒にフィリップ氏が死亡するまで、戦場へ駆り出す。」と声明を出した。

国軍は、「パプアで任務を遂行する兵士は、ヒューマニズムに基づき行動している。」とコメントし、OMPによるホークス(偽情報)だと強調。また国会第1委員会(外交・国防・情報)が5日、同氏が家族と連絡が取れたとの最新情報も明かし、平和的解決の可能性を示唆した。