1月20日から開催された世界経済フォーラム(WEF)年次総会で、政府は再生可能エネルギー投資を呼びかけた。フェブリアン国連常駐代表によれば、インドネシアには風力、水力発電、潮流発電、バイオエネルギー、地熱などの再生可能エネルギー源として最大3,700ギガワットの潜在能力があるという。さらに、政府は税制優遇措置などのインセンティブを提供し、25%までの税控除を設けている。地熱エネルギーの面では、インドネシアは世界でも有数の規模を誇る。ジャワ島とスマトラ島には70を超える火山があり、地熱エネルギーの主要な供給源となっている。
政府は、再生可能エネルギーを100%自給可能にする目標を掲げ、バイオエネルギーの重要性も強調している。再生可能エネルギーの国内導入は進んでいるものの、2023年時点でエネルギー供給全体の13%にとどまり、目標の23%には達していない。