不動産企業PT MNC Landは3月8日、トランプ・インターナショナル・ゴルフクラブ・リドの開業を発表した。ゴルフ場はジャカルタ南方約60km、リド統合型リゾート内にあり、7,200ヤードのコースを備える。
MNCグループのハリー会長は、トランプゴルフとの提携で「インドネシアのラグジュアリーの新基準を築いた」と述べた。しかし、開発には環境問題の懸念がある。2月6日、インドネシア環境省は水管理と環境問題を理由に開発停止命令を出し、新たな環境評価を求めた。一方、MNCランドのアンドリアン副社長は、2021年のリド特別経済区(SEZ)指定後、土砂堆積の問題解決に取り組んできたと主張する。リド開発には2030年までに40兆ルピアの投資が見込まれ、3万人の雇用創出が期待される。
トランプ・オーガニゼーションのエリック・トランプ氏は、リドがインドネシアのゴルフの新基準を築いたと称賛した。