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元海軍兵、ロシア軍参加で市民権剥奪へ

インドネシア政府は元海軍兵のサトリア・アルタ・クンバラが軍から脱走した後、ウクライナでロシア軍に加わり戦闘に関わったとして、サトリアの市民権を剥奪すると発表した。スプラトマン・アンディ・アグタス法相は、大統領の承認を得ずに外国の軍隊に加わった場合には法に基づき自動的に市民権を失うことになると5月14日に述べた。またモスクワのインドネシア大使館を通じて大使が当人に市民権剥奪を伝えることになるとも述べた。

インドネシア国内ではサトリアがインドネシア海軍の式典用の制服とロシア軍の迷彩服を着用している動画がソーシャルメディアのTikTokで拡散し物議を醸している。動画はサトリア自身のものと思われるアカウントで投稿され、再生回数は5月14日時点で220万回に達している。外務省によるとサトリアがロシアに入国した記録はなく、サトリアは非合法な方法でロシアに入国したと考えられるという。